美術品買取のポイントをわかりやすく解説します。

美術品買取の豆知識

美術品買取ではたとえ本物で人気作家のものであっても安い値段になることもある

美術品買取ではたとえ本物で人気作家のものであっても安い値段になることもある 美術品買取では偽物の場合には非常に安い価格になってしまうものですが、本物であっても安い値段になることがあるため注意をしなければなりません。
意外と多いのが、その作家が同じものをいくつも作っている場合です。
この場合には流通量が多く希少価値が低いため、非常に安くなってしまうことが多くなります。
また、査定を依頼するところを誤ると、その価値を十分に判断できずにやすくなることもあるので注意をしなければなりません。
美術品買取を依頼する場合には、評判の良い鑑定士がいるところに査定を依頼するのが良い方法です。
いくつかのところに査定を依頼し、その金額を比較することも重要です。
特に有名な人気作家の場合には様々な贋作が出回っていることも多いため、これを見極めることが難しい場合も少なくありません。
美術品買取を行う店舗によってはこれらを十分に判断できないケースもあるため、本物を贋作と間違えてしまうこともあるため注意が必要です。

美術品買取におけるリトグラフについて説明します

美術品買取におけるリトグラフについて説明します 美術品買取におけるリトグラフについて説明します。
リトグラフとはギリシャ語で石を意味し、水と油の反発する性質を利用した版画のことです。
特徴として石の表面に描いたイメージやタッチの濃淡や線の風合いを、そっくりそのまま紙に写すことが出来ます。
石に直接描くだけで良いので特別な技術を必要とせず、欧州では19世紀初頭に芸術品だけでなく楽譜や地図など幅広く普及しました。
大量印刷を可能にしたので新聞や雑誌の発展に大きく貢献し、風刺画が盛り上がりました。
1798年にドイツで生まれたこの技術はロマン派の画家から注目され、フランスでは有名なテオドール・ジェリコーが作品を残しています。
「民衆を率いる自由の女神」で有名な画家も、シェイクスピアやゲーテの作品を題材とした連作も作られています。
美術品買取では箱や鑑定書などの付属品も一緒に出すことで、査定額が大きく変わることもあります。
保管状態が悪いと痛みの原因となることもあるので、売却する場合は早めに売った方が良いです。