楽器の保ちが大幅に変わる!オーボエの日々のメンテナンス

演奏後のお手入れ・管内の掃除

オーボエの本体(管体と呼びます)は、天然の木材で作られており、急激な温度変化や湿度変化に弱いです。冬場や夏場の移動による温度・湿度管理には十分注意しましょう。

オーボエのメンテナンスが最も必要なのは、演奏後です。吹奏楽器なので、当然吹き込む息の湿気や水分が管体内を満たしています。そのため、演奏後は毎回クリーニングスワブによって完全に水分を拭き取る必要があります。管体内に、クリーニングスワブの先を入れ、引っぱって内部の水分をくまなく吸収させましょう(このとき、スワブをしっかり広げておかないと、中で詰まって抜けなくなり故障する原因となります)。もちろん、クリーニングスワブが湿っていては逆効果なので、普段からきちんと清潔に、乾燥させておくようにしましょう。

特に、グラナディア製より材質がやわらかいキングウッドは、水分・高湿はもちろん衝撃にも弱いので取り扱いには十分注意しましょう。

細かいお手入れも忘れずに!

次に楽器の表面のお手入れもします。表面はポリシングクロスで軽く拭きましょう。キイのお手入れも同じく、ポリシングクロスやシルバークロスで拭きます。

また、トーンホールを塞ぐ役割を行うタンポも、水分は大敵です。タンポの汚れ・水分は、クリーニングペーパーをトーンホールの隙間にはさみ、キイを必ず開けた状態で引っぱりましょう。

月に一度のメンテナンスとしては、キイオイルを差します。オイルを指し過ぎるとキイのトラブルのもとになるので注意してください。キイと管体の間の細かい箇所の掃除は、トーンホールクリーナーで行いましょう。

2つの外見はよく似ていますが、リードが1枚のクラリネットに対しオーボエは2枚のリードを持ちます。そのため、高音の特徴的な音色を奏でられます。さらに複雑な構造を持つので世界一難しい楽器といわれています。